タイトル:Age of Rome (KS Edition)【英語版】
原題:Age of Rome
会社・出版社:Teetotum Game Studios
デザイナー:Vangelis Efthimiou, Antonios Yannopoulos
プレイ人数:1-4
対象年齢:14歳~
プレイ時間:60分〜
内容物:
ゲームボード
プレイヤーボード
ヒーローキャラクターカード
デナリウス(通貨)トークン
フォロワートークン
スキームトークン
レギオントークン
投票トークン
秘密クエストカード
イベントカード
建物タイル
パンテオン建設タイル
その他ゲームトークン
等です。
KS版なのでトークンとなっている内容物はシルクスクリーンプリントされた木駒になっていたりしますのでご参考まで。
*プレイヤーボードが追加で1セット付属します。箱に入っているものと交換してください。
概要
「Age of Rome」はローマの皇帝または女帝を目指すワーカープレイスメントをメカニズムの主眼においたゲームです。
プレイヤーはそれぞれのプレイヤーボードを選び、レギオン、投票、フォロワー、スキームといった資源を活用してゲームを進めます。
回転するボードのユニークなメカニクスが特徴で、プレイヤーごとに異なる能力を活かした戦略性が求められます。
ゲームプレイの流れ
開始フェーズ: クエストカードを引いて2枚を保持。
スキームフェーズ: 以前に配置したスキームをアクティブにし、アクションを実行。
建設フェーズ: 異なるフェーズ(レベル1から3)で建物を建設し、コストが増加。
アクションフェーズ: フォロワーを配置し、建設された建物でアクションを実行。
収入フェーズ: 建物に基づいて収入を得、ボードを回転させて新しい位置を取る。
ゲーム終了と得点計算
ゲームは9ラウンド後に終了し、栄光ポイントを計算して勝者を決定します。得点計算は
エリアマジョリティ
投票
トレードカード
建設したパンテオン
初期タスクカード
残ったコイン
などから行われます。
良い点
・回転ボードメカニズム: プロヴィンスの円盤が回転することで、戦略が変わり続けるユニークな要素。
・非対称なプレイヤーパワー: 各プレイヤーが異なる能力と戦略を持ち、多様なゲームプレイが可能。
・高品質なコンポーネント: 特にKS版では、アクリルパーツや詳細なミニチュアが含まれる。
・多様なゲーム要素: ワーカープレースメント、セットコレクション、エリアマジョリティなどの多様なメカニクスが組み合わさっている。
・ソロおよび協力プレイ: オートマ対戦のためのカードデッキが用意され、ソロや協力プレイが楽しめる。
悪い点
・運の要素が強い: プロヴィンス円盤の回転やイベントカードの影響が大きく、戦略的な計画が狂いやすい。
・三人プレイのバランス: 三人でプレイすると、不利な位置にあるプレイヤーが大きなハンデを背負うことになる。BGGだと4人がベストとされている。
・セットコレクションの不確実性: 手に入るトレードカードのランダム性が高く、計画的にセットを集めにくい。
・ルールブックの構成: ルールは細かく説明されているが、情報を探すのが難しい場合がある。
・言語依存がそこそこあるので日本語化しないと遊べないケースが多そう。